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一貫性について②

一貫性についての続きです。

私は仕事中は、説明は多い方かも知れません。
一方的に話すことは少なくて、まあ、相手の話を聞きながら会話を重ねていきます。

患者さん相手に説明を言葉にすると、あることが起こります。
そのあることとは・・・・。

自分(話し手)が話したことに固執するということが起こるのです。

私が患者さんにある説明をしたとします。
すると、話した内容に対して私には責任が発生します。
相手が私の話に納得すると、そこに信頼が生まれます。
あとは、私がそれを行動で実現することで約束を果たしていくことが治療です。

こういうことが連続して流れていくので、いったん発言したことを撤回したり変えることは、かなり勇気のいることなのです。

そういう意味で、自分の発言の一貫性を保つことの大切さを、日々、感じています。

仕事中にこういうことがあります。

私が自分の専門分野に関しての判断を下して、患者さんにそれを伝えます。

お互いに話に納得して、さあ、治療を始めましょうという時に、私と患者さんの間に入ってきて、合意形成したことを覆すような、話をしてくる人がいます。

私にとっては、最悪のタイミングです。

するとどういうことが起こるかというと、自分の発言にさらに固執するようになります
悪く言うと、意地になるということ。

自分の発言に対して、一貫性を保とうとするのです。

仮に自分が判断したことが間違っていても、もう、そういうことは頭にありません。

私が言いたいことは、いったん、人は発言したことに対しては強烈に一貫性を保とうとする心理があるということです。

変えたくないのが人間です。
一貫性が崩れると、相手との信頼関係も崩れるリスクがありますから。

もう少し突っ込みますね。

みなさんが2つのもの(AとB)を迷って、一方のAを買ったとします。
すると買った買った瞬間から、もう一方よりも、そのAを買ったことを正当化しようと考えます。
だからBの良い情報が入ってきても、もう信じることはありません。

また、馬券を買うと、自分の馬券が他の馬券より当たりやすと思いこむことも知られています。

つまりは人は自分が決めたこと、話したことに対して、自分自身でそれを信じこむことで、自分の考えの一貫性を保とうとするようなのです。このことは心理学というほどでもなく、当たり前の常識です。

だから私が、そんな一貫性を無理やり変えさせるような関わりをしてくる人が最も仕事では苦手なことも、まあご理解いただけると思います(笑)
(上記の場合は、同時に「人に恥をかかせる。」というもう一つの重大な失敗も犯しています。こちらは、苦手というよりも仕事上の犯罪だと思います。この話は、ここで切ります。)


さて一貫性を保つことには、メリットが大きいのですが、デメリットもあります。
このことについては、次回にしますね。

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