みんなが使える方法を

読売新聞の記事にPTSDの専門家の不足のことが書いていました。

専門家が少ないということは、いろいろなハードルが高いということです。
専門家が少ないということは、世の中に広がっていないということでもあります。
すると、ごくごく一部の、ラッキーな人しか恩恵をうけることができません。

残念です。

私は、コーチなのでちょっとコーチングの話をします。

コーチングの専門家は、なるべくコーチングを難しいものにしてハードルを上げようとする傾向があります。
それが専門家の存在理由であり、自分の価値や質を高めることでもあるからです。

これは言葉でなく、やっている行動や仕組みを見ればわかります。

まあ、これはコーチ業界に限りませんが、特にコーチはその傾向が強いと感じます。

しかし、より専門的に高度化すればするほど、多くの人には普及しないというジレンマが起こります。

私はひねくれ者なので、コーチとして実は以上のようなスタンスは持っていません。
コーチングは、もっと簡単に誰でも使えるようにするべきだという考えです。

これはある意味でコーチとしての自分の存在価値を低めるという活動になります。

考えてみて下さい。
みなさんが、ある分野の専門家だとします。
そして、「私のやっていることは、誰でも簡単にできますよ!」ということを普及させようとすることは、自分の専門家としての存在価値をなくすということでもあるのです。

PTSDの専門家が東北に20人以下だということは、ほとんどの人には何の役にも立たないということにです。
(専門家の方を責めているのではありませんのでご了承ください。)

例えば認知症の専門家も少ないのですが、認知症100万人キャラバンがあってサポーターはかなり増えてきました。

いろいろな専門家は、もっと多くの人が使えるように、難しいことをシンプルにして普及する努力をして欲しいと願っています。
より多くの人の役立ってもらうことが専門家の夢でもあるはずですから。

専門家って、やっぱり大変なのです。
がんばれ専門家たち!

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