複雑な心境

今は、いろいろな患者さんがいて希望も治療も多様化しています。

同じ人はいません。
全ての人に対して、個別の対応が必要になります。

医療では「自分の能力を超えてできないことはやらない。」ということも重要です。

もちろんできるできないの境界がはっきりしているときばかりではありません。
現実には「自分ができる範囲で可能な限りやる。」という選択も多くなります。

午前中は、口腔内のエピテーゼ(額顔面補綴装置)の修理の依頼がありました。大学病院での新製をお薦めしている患者さんですが、どうしても修理して欲しいと・・。
修理の限界は超えているのですが、できる範囲でやってみることにしました。

午後は、他院での治療中の方が、治療相談に来ました。
こちらの患者さんは、将来的には私の治療できる範囲をこえていることを素直に話し、今、通院している診療所で続けることを提案しました。
私の診療所では、治療しないことにしました。

このように自分の境界を決めるのも難しいですし、それを超えているときに、引き受けるのも、断るのも難しいです。


みなさんは、どうしていますか?

仕事のリスク次第だと思いますが・・・。。
ただ、不思議なことにこういうことに苦労しているときほど、患者さんが増えるんですよね。

とにかく引き受けるというのは、日本人好みで共感が増えるせいかも知れません。
でも、私の心境は複雑です。

長い目で患者さんのことを考えたとき、やはり断ることも大切だと思うからです。
まとまらず、スミマセン。

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