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1枚の紙を大切に

先日、ある会社の保険営業の方から火災保険の説明を聞きました。
ある建物に対して、その担当の方のお薦めの保険提案書が1枚、目の前にあります。

火災保険や地震保険の仕組みを話し始めますが、あまり興味はありませんでした。

私が聞きたいのは、その建物に対して、どれくらいの保険内容が適切かということです。
過剰か過小か適切か?

提案書1枚に彼の仕事能力が詰まっています。

ほとんどの場合は「お客様のご要望でいろいろ自由に変更できます。」営業マンは話します。
しかし、たたき台となる提案書が、自分のイメージと大きくかけ離れていたら要注意です。

自宅や歯科医院を建てるときの設計士を選ぶことを考えるとわかりやすいかも知れません。
歯科医院建設のときにある設計士がこちらの要望を聞いて、たたき台となる最初の提案書を作ってきました。

私のイメージとは、あまりに違っていたので私は彼にお願いするのは辞めました。
10年以上前のことです。

設計士を紹介してくれた人が、あとで「なぜ、だめだったのですか?設計は、要望によって自由に変えることができるのですよ。」と話してくれました。

わかってないなー。
最初の時点であれだけの、考えの違う人のアイディアを変えていくのは膨大な時間がかかるのです。
そして、結局は、いつも彼が作っている建物に収束する。

設計士は誰でも「お客様の要望に合わせます。」と言います。
しかし、最初からお互いのイメージが近い人を選ぶことが大切であり、それは考えるまでもなく誰もがやっていることです。

最初の提案書1枚に彼の仕事の能力が表現されているのです。

紙1枚について言えば、私が診療所でスタッフに話したことも紹介します。

うちは予約制で診療しているのですが、毎日、張り出される予約表1枚に受付の仕事が凝縮されています。

患者さんの要望を聞き、こちらの都合を考え、その他にも何種類かの要素を複合的に考えながら、予約は決まります。その過程こそ、その人の仕事の能力そのものなのです。

出来上がった予約表は、その仕事の成果であり、結果でもあります。
どんな過程を経たとしても、必ず結果としての1枚の紙に表現されるもの。

「だから予約表は、受付の仕事能力そのものである。」


保険会社の方の、保険の提案書。
設計士の、設計図。
受付の、予約表。

どれも答えが一つではなく自由に変えることができます。
だからこそ、その紙1枚に、その人の仕事が凝縮されて表現されています。

みなさんの仕事が凝縮されいる紙を1枚上げるとしたら、何ですか?

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