自分を顧みる

たまに他の診療所に通院している方から相談を受けることがあります。
たいがいは、うちに通院している患者さんの友人です。

詳細はそれぞれですが、内容はほぼ同じです。

「通院していても良くならないのですが、これでいいのでしょうか?」

そんな話を聞きながら、いつも思うことがあります。
私には、こうやって相談することを、今、通院している担当の先生には話しにくいのだろうな・・・と。
難しい歯を何とか残したい担当の先生。
しかし症状が改善せず、もう抜歯して欲しいと思っている患者さん。

先日相談されたのは、こんなケースでした。

さて、私にも同じようになかなか症状がとれずに通院している患者さんがいます。
何度も通院に来ていますが、なかなか改善しません。


そんなときに他院に通院している患者さんからの相談を思い出します。

言いたいことを我慢していることはないのだろうか?

私がコミュニケーションを意識するのは、こういう場面です。
なので意識して患者さんに話してもらう状況を作るようにしています。

状況が厳しいほど、ボールを投げるのはこちら側です。

私:「進行している歯なので治療にもいい反応がありません。やはり抜歯することを考えています。」

ここで患者さんの表情が大きく動きました。

「何とか残したいので、もう少し治療して欲しいです。」

私:「わかりました。それでも確実に残せるとはまた言えませんが、やってみます。回数はもう少し、かかると思います。」

こんな会話が交わされました。


患者さんは、私にはなかなか話したいことも我慢しているのかも知れません。
気まずい時ほど、私の方から率直に自分の考えを伝えることによって、患者さんに話してもらうようにしています。


こういったことがなければ、きっと私の診療所の患者さんが、他の診療所の相談に行くということが起こってしまうことでしょう。

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